大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

一人暮らしならバスタオルでも巻いて冷蔵庫まで行けばいいだけだが、ふと視線を上げると、壁に小さな「呼び出し」と書かれたボタンが目に入った。
試しに押してみる。
「……何かあった?」
すぐに返ってきた声は、陸斗だった。
それだけで少し安心する。