大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

浴槽から出ると、扉を少しだけ開けて、ドアの前に置かれている酎ハイを手に取る。
その横には、入浴剤の入った紙袋も置かれていた。
「ほんと、気が回るな……」
小さく呟いてから、もう一度扉を閉める。
手の中の冷たい缶が、火照った体に心地よかった。