大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

新居で初めて食べるご飯。 それだけで胸が弾んだ。 浴槽を軽く洗って栓をし、お湯張りのスイッチを押す。ほどなくして、お湯が勢いよく注がれ始める。
「広いなぁ」
そう呟いて振り返ると、いつの間にか陸斗が浴室の入口に立っていた。
「しかも、テレビ付きだから、彩葉が籠るかもしれない」
「私は、酒飲みながら入りたいかも」
「俺もそう」
思わず顔を見合わせて笑う。
「酔っ払った陸斗が、入り口でずっと私を待ってるかも!」
「そうなったら、一緒に風呂場でテレビ見ようよ」