ふとコップの棚に目を向けると、一つだけ目を引くものがあった。 ゴールデンレトリバーのイラストが描かれた、可愛らしいグラス。 思わず手に取って、そのままかごへ入れる。 「これ、陸斗のね!」 そう言うと、陸斗はグラスを見つめて、小さく笑った。