大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「なっ……!」

顔が一気に熱くなる。 そんなこと、平然と言わないでよ。
本人は冗談なのか本気なのか、いつも表情が変わらないから分からない。
だから余計に、心臓がうるさく鳴ってしまう。

結局、ベッドに照明、食器棚、それから椅子を二脚購入することになった。
店員さんが手際よく手続きを進めてくれ、気付けば伝票が何枚も並んでいる。

「これ、いつ頃届きますか?」

陸斗が店員さんに尋ねる。 私は新居に並ぶ家具を想像して、思わず頬が緩んだ。