大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

レースのカーテンがふんわり揺れていて、まるで映画に出てきそうなくらい可愛い。

……たしかに、あの部屋には似合うかもしれない。

でも、それは私には似合わない。

「絶対嫌!!」

即答すると、陸斗は吹き出すように笑った。

「そう言うと思った」

「分かってたの!?」

「だから最初に見せた」

からかわれたと気付いて頬を膨らませると、陸斗は楽しそうに肩を揺らして笑っていた。