大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

その言葉に、働かずに毎日ゲームばかりしていた元彼の姿が、一瞬だけ頭をよぎる。

でも、すぐに消えた。

陸斗は、私と生活するために仕事を頑張ってきたのだろうか。

そんなことを当たり前みたいに口にする陸斗が、たまらなく好きだった。

……でも、流石に恥ずかしい。

「家具、見に行こう」

恥ずかしさを誤魔化すように、口をついて出た言葉だった。

「行こう」

陸斗は嬉しそうに笑う。