大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「少しくらいなら、停めていても大丈夫なはず」

「だね」

そう言いながら、車を降りる。


昨日まで、この部屋で陸斗と暮らしていた。

それが今日には、新しい場所へ移ることになる。

少し寂しい気持ちもあるけれど、それ以上に、これから始まる生活への期待が大きかった。