「明日、引っ越し大丈夫だよ」 そう口にすると、 陸斗はほっとしたように表情を緩めた。 さっきまで思い詰めたような顔をしていた陸斗が、 ようやくいつもの表情に戻る。 その顔を見て、 私も胸を撫で下ろした。 「お願い、聞いてくれてありがとう」