大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「良かった。じゃあ、行くよ」

着いた場所は、住宅街の中にある、こぢんまりとしたフランス料理店。

「建物、可愛すぎる!」

まるで海辺をイメージしたような、ブルーとホワイトで統一された外観。

ここだけ海外の家みたいで、思わず見とれてしまう。

おしゃれな店に入るのを躊躇していると、陸斗の手がそっと私の手に触れた。

きっと、エスコートするつもりでしてくれただけ。