大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「でも……」

「というか、俺を助けると思って付き合って」

そう言って、少しだけ困ったように笑う陸斗。

「助ける?」

「前に壁を塗った店なんだ。

オーナーに『完成したら食べに来い』って言われてて」

仕事をしていると、そんなこともあるんだ。

私が少しでも役に立てるなら、力になりたい。

「それなら!」