大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

そんな気持ちを残したまま、スタッフに声を掛けられる。

服に付いた毛をコロコロで丁寧に取ってもらい、最後にもう一度だけ店内を振り返った。

元気に遊ぶ大型犬たちへ小さく手を振り、私たちはもふもふの館を後にした。

「次、どこ行く?」

「まだ時間、大丈夫なの?」

「明日も降水確率高かったし、たぶん休みになると思う」

思わず顔がほころぶ。

まだ一緒にいられる。