なんだか、今日はやけにぼんやりしたまま過ごしてしまった。
タイムカードを押したあと、エプロンとネームプレートを外し、ロッカーにしまう。
そして、ブルーの軽自動車を走らせ、家路を辿る⋯⋯なんとも淡々とした日々だ。
私の家は、田舎らしく、それなりの広さがある。
現在は、両親と祖母との四人暮らし。
渡り廊下の向こうに、祖母の暮らす離れがあるのだが⋯⋯母屋のオンボロぶりに比べて、離れだけは新しい。
風呂やトイレにしても、母屋の風呂がバランス釜であるのに対して、離れは最新のもの。
祖母は、離れの風呂を使ってもいいと言ってくれているので、いつも通り、私は着替えとバスタオルを抱え、離れへと向かう。
「ただいまぁ、おばあちゃん、お風呂入ってもいい?」
「おや、萌美。今日は何かいいことがあったのかい?」
この祖母、やたら勘がいいので、時折怖い。
「えっ、別に何もないけど?」
タイムカードを押したあと、エプロンとネームプレートを外し、ロッカーにしまう。
そして、ブルーの軽自動車を走らせ、家路を辿る⋯⋯なんとも淡々とした日々だ。
私の家は、田舎らしく、それなりの広さがある。
現在は、両親と祖母との四人暮らし。
渡り廊下の向こうに、祖母の暮らす離れがあるのだが⋯⋯母屋のオンボロぶりに比べて、離れだけは新しい。
風呂やトイレにしても、母屋の風呂がバランス釜であるのに対して、離れは最新のもの。
祖母は、離れの風呂を使ってもいいと言ってくれているので、いつも通り、私は着替えとバスタオルを抱え、離れへと向かう。
「ただいまぁ、おばあちゃん、お風呂入ってもいい?」
「おや、萌美。今日は何かいいことがあったのかい?」
この祖母、やたら勘がいいので、時折怖い。
「えっ、別に何もないけど?」
