「いや、笑顔を作れ。」 「いや、目を合わせろ。」 「いや、合わせるな。」 「いやいや――」 「静粛に。」 天使の一言で、全員が黙る。 ……ただ一人を除いて。 会議室の一番暗い隅。 黒いローブを被った人物が、静かに笑っていた。 「……面白い。」 誰も気付かない。