歌い出しは彼から──。 上手い。ツボだ。ツボにハマった。この場にいる 全員が。 私にマイクを手渡され、ドキリとする。 指先が触れ合うだけで歌声が裏返る。 逆に盛り上がる。顔が真っ赤になり余計俯く。 勇輝君側からマイクを戻され、歌う。