動物の行動

【理科編】
◆問題
生物界には、視覚に頼らず、前を走る仲間の匂い(フェロモンという物質)を辿って歩く「軍隊アリ」と呼ばれるアリがいます。
ある日、このアリの群れが、何かの拍子に円を描いてぐるぐると回り始めてしまいました。この後、このアリたちに起こる結末として、正しいものを①〜④から一つ選びなさい。
 
◆選択肢
①間違いに気づいて、元の巣に引き返す
②目が回ってしまい、円がくずれる
③円の形を保ったまま、そこに新しい巣を作る
④誰も間違いに気づかず、力尽きるまで回り続ける
 
◆答え・解説

軍隊アリは目がほとんど見えないため、前のアリの匂いだけを信じて進みます。そのため、先頭のアリがうっかり「一番後ろ(最後尾)のアリの匂い」を追いかけてしまうと、終わりのない輪(無限ループ)が完成します。アリたちは「前進している」と信じ込んだまま、全員が疲れ果てて全滅するまでぐるぐる回り続けるのです。

みなさんも、前の人についていったら間違った道を進んでいた、なんて経験はありませんか?
「みんなと一緒だから安心」と、何も考えず、誰かの背中だけを追いかけて進む——気をつけた方がよいかもしれません。