午前零時、夜に恋をした。


そう言われて私は心臓がバクバクしながら少しだけお辞儀をしたあとすぐに走って家に帰った

家に帰ると瀬那がおそかったなといって私が持っていたアイスをぱっと取り、
一つを手に取るとすぐに袋を開けて食べてしまった

私が食べようと思ってたものを食べられ、ふてくされているとごめんってと笑いながら
謝ってくれたので"仕方なく"許してあげた

「そういえばお母さんたちは?」

そう聞くと、あれと指を指した先にはソファーから転げ落ちて、テーブルとソファーの隙間で寝ている母と
ソファーの肘置きを枕にして寝ている父がいた。
それをみた瞬間吹き出してしまって瀬那に起こしちゃ悪いだろと叱られた

私は部屋に戻ってみてもやっぱり路地裏で見た
あの男の子の顔が浮かぶ

私はベッドに潜り込むと、すぐに寝てしまった




ここはどこ?

どうして周りは真っ暗なの?

私が進んでいる道は何?

あそこにある光は?

私は光の手前にあった黒い穴の底に落ちた



「ひゃっ!」

穴に落ちた衝撃で、体がガタッと跳ねて目が覚めた
カーテンの隙間から、眩しい朝の光が差し込んでいる
額の汗を拭いながら、私は大きく息を吐き出した

……変な夢