時計の針が、重なる。午前零時。
誰もいない静まり返った夜の道で、私は『彼』に出会った。
息を切らし、どこか冷たい目をした、一匹狼の不良。それが、私と夜凪漣くんの、すべての始まり。
「あまねぇ〜//ビールかってきてぇ〜//」ヒック//
そういう彼女は私の母だ
久しぶりに兄が実家に帰ってきたからお母さんとお父さんは大騒ぎ
「そうだあまねぇ〜ついでにつまみも買ってこぉ〜い//」
「こんな夜遅くにいかせちゃ駄目だろ、酔っ払いすぎだ。それに天音はまだ未成年だよお酒は買えない」
そう言ってくれたのは兄の瀬那(せな)だ
「大丈夫だよ!すぐ帰ってくるから!」
「それじゃ天音、母さんたちの酔いを覚ます用のアイスを買ってきて」
「了解!」
そう言い私は家の近くにあるコンビニへ向かった
歩いている最中で誰かが喧嘩をしている声が聞こえたけれどいつものことだ、
知らないフリをしておこう
