「永和。男装して男子校に入ってもらう‼」
千草永遠。
中学3年。
少しお金持ちの家の娘。
今、父親によくわからないことを言われている…。
「エラトル学園。寮生の学校だ。顔が整ってないと入れないらしいぞ。はっはっはっ。」
愉快な父親だな。
「永和は美少女だから男装したら美男子になるわねっ。ウィッグを付ける予定よ。美容師を読んでるから、その人に整えてもらいなさい♪」
はぁ。
母親まで愉快。
「お姉ちゃん。今日も可愛いっ!」
この子は私の弟。
今5歳だっけな。
凄く可愛いの!
「ありがとう。お姉ちゃん今から男装してくるね。」
「だんそう…?頑張ってね!」
ありがとう。と言葉を残してその場から離れた。
私、男装しても似合わないと思うんだけど……。
「担当のアルジェ・レイです。かっこいい髪形に仕上げます。」
「どうも。」
あー。
暇。
なるほど?
ウィッグ金髪なんだ。
へー…。
「ちなみにこのウィッグはお父様が考えたそうですよ。美しい金色ですね。ははは。」
はだけで笑わないでよ…。
棒読みだし。
父かよーっ‼
どんな考えでこうなったのか謎。



