「メリークリスマス、ラブラブなお2人さん!」




あたしのお父さんとお母さんに、勇ちゃんママの姿が。




「な、なんで――――」



「いやぁ、いつ引っ付くかと思ってドキドキしてたのよ、お母さん達!」



「だから、2人のために3人で旅行してたの」




あたしのお母さんと勇ちゃんのお母さんははしゃいでいる。




「でも、上手く行ってよかったわね」



「そうそう、あたし達のおかげかしら?」




そう言って、あたし達なんか完璧無視で2人だけの世界に入っていった。




「これからが大変そうだな…」



「う、うん…」




あたしと勇ちゃんは顔を見合わせて、笑った。





Fin.