「じゃ、勇ちゃんパパは?」 「単身赴任」 …だったらさ、これって 「だから今日は、俺とお前しかこの家いねーから」 …うん、そういうことだよね? 「イブの日にこんなことになるなんて、俺ら寂しいよな?」 勇ちゃんがあたしに笑いかけてきた。 でも、あたしには笑い合う余裕はない。 だって!これからあたし達2人っきりってことでしょ? いくらあたしでも、心臓持たないよっ…! .