「おじゃまします…」 話していると、あっという間に勇ちゃん家に着いた。 …久しぶり。 あたしが小さい頃と、何にも変わらないじゃん。 「リビング分かるだろ?そこで待っといて」 勇ちゃんに言われるまま、あたしはリビングに向かった。 ドアを開けると、そこは、夢の国みたいだった。 クリスマスツリーに、 豪華なご馳走に、 キラキラした、イルミネーション。 .