おかえりが聞こえる病室

しばらくすると、亜美はぽつりとつぶやいた。

「……ごめんなさい。」

莉奈は首をかしげる。

「何が?」

「いっぱい……ないた。」

病室が静かになる。

ママも思わず亜美を見る。

莉奈はベッドの横へ椅子を寄せた。