丸い黒縁眼鏡くんの優しい笑顔を独り占めしたい

 いったいこんな時間にどこへ……?

 と思いながら向かうと、そこは公園だった。

 え……? と思ったけど、追う足がわたしは止まらなくて、気づくと10メートルもない距離に西尾くんがいた。

 そして木に向かって話しかけて、それから撫でていた。