3部恋愛小説『美しいあなたへ』②⋆~デートと嫉妬~⋆


9A.M.
花火坂高校前。

俺は一人で棒立ちして待ってた。
こねぇ。
集合時間と言ったら9時だろ。

はあ。
帰るか。
10時にまた来るとしよう。

「あっ⁉やっぱいたぁ‼」

幼稚園児の会話かな。
可愛いねー。

「ちょっとぉ⁉返事くらいしなさいよっ‼」

といって、男が俺の目の前に立った。
なんか見たことある。

「なんか言いなさいよーっ‼如月光ですっ。」

あー。

如月光…か。
大企業Riftoの一人息子か。

「あれ、愛ちゃんは~?」

「来ない。10時にまた学校前行く予定。じゃ。」