3部恋愛小説『美しいあなたへ』②⋆~デートと嫉妬~⋆



はぁっ。
怖い…。
お化け屋敷本当に無理なんだって‼

「どこー?」

暗い廊下に高い声が響く。
如月君の声…?
でも微妙に高い。
こんな声だったっけ。

如月君でも、先輩でもなかったら……⁉
怖いよっ。


ガラッ



「きゃあっ」

急に扉があいたときは誰かと思った。


「っ、どこ行ってたんだよ。離れんな。」


「先輩っ‼」

良かった…。
会えてよかった。
一人だったらどうしようかと思ったぁ…‼

「愛ちゃん‼ごめんね離れちゃって。手つないでいこっ。」

「如月君…。ありがとうっ。」

わ…。如月君手あったか~い‼
寒かったからちょうどよかった……のかな。

「あれれ~?もしかして先輩嫉妬してる⁉」

「してねぇし。ふざけんな。」

「ひどい‼最近口悪くなってるみたいだね…。後輩には優しく、ね!」

「はぁ。」

とうとう先輩が諦めちゃったっ。
如月君結構話しかけるからね…。