「先輩‼お水買ってくるので待ってださ~いっ。」
愛ちゃん、先輩のためにすごい動いてんじゃん。
あ、僕は如月光。
どうしても心配だったのでこっそり着いてきました!
僕なので、チケットはスーっと買うことができましたっ‼
「買ってきました‼お水飲んでくださいっ。」
「お化け屋敷。」
「へっ?」
「お化け屋敷行こ。」
お、お化け屋敷⁉
二人で行くの⁉
恋が発展しちゃうじゃないの‼
何としてでも止めないとっ。
すごいめんどくさいけど…。
「私お化け屋敷ムリっ‼」
「面白いだろ。怖がってたら。」
うわぁー。
先輩趣味が悪い…。
「むーっ…。」
ななななな⁉
愛ちゃんが拗ねてる⁉
めちゃ可愛いんだけどっ‼
僕も目の前であの顔されたいー。
「あれ、如月君?来てたんだ。」
んんんんん?
だだだだだだ、だれ?
「きゃーっ⁉愛ちゃん⁉」
バレた‼
「そんなに驚かなくても…。どうしたの~?」
「えーっとね……僕もここ着たいなーって思ってー。」
「柱の裏からこっち見てなかった…?」
愛ちゃん鋭い。
「図星でしょっ。というかお化け屋敷行くことになってて…。」
あー。
そうだった。
先輩の悪趣味。
別に僕も怖いわけじゃないし行こうかなっ。
「チケット取ってきま~す。」
「ええっ⁉」
あ、意外と安い。
お化け屋敷高いイメージだった…。
「如月君っ。一人2000円だよ⁉ぼったくりじゃん。やめようよっ‼」
ぼったくり…?
そうかな。
「これ安いほうだと思うんだけど…。」
「小桜、こいつとは金銭感覚が合わない。」
「あー…。」



