この溺愛、誰か止めて下さい!

「?…どうしたのせいちゃん」



「…!いや、なんでもない!」


「そう?」


15分の辛抱だと思っていたけれど、あまりにも人に潰され過ぎて、学校に着いた時には疲れ切っていた。


明日は絶対に乗り遅れない。心に誓った。



「朝から疲れちゃったね、髪の毛ちょっとボサボサになっちゃってるよせいちゃん」


「本当にね。最悪」


「じゃあ、また放課後ね」


「うん、またね」



あたし達の学校は2年生が5クラスあって、あたしは2-Dで幸人は2-A。


A〜Cは2階で、DとEは3階だから、幸人とはクラスも違う上に、階数も違うので、いつも下駄箱で解散する。



昨日色々あったせいか、それとも今日の朝の満員電車のせいか、まだ今日は始まったばかりなのに学校に着いた時点で、すごく疲れ切っていた。



そういえば色々あって忘れてたけど、あれからと豊崎くんの返事あったかな。



教室に向かう道中でトーク画面を開く