音のない世界

次の瞬間

男の人の怒鳴り声。

そして殴り合いの喧嘩。

一人じゃない。何十人が絡み合う

喧嘩。

「殺したろか」

「死ねや」

いろんな怒鳴り声が真横で聞こえる


一人の男が出店にあったガスボンベを振り回す。

そして母は私を後ろから抱きしめ守るようにして

頭から血を流し倒れた。



その後の記憶は私にはない。

気付いた時には

母と暮らしてたアパートの家に私はいて

椅子に座ってる私。

そして私の目の前には母の遺骨があった。