かっこよくなりすぎな黒田くん


清々しい朝。

入学式に相応しい日和。

ネクタイをピシッと締めて、家を出る。

多分明日からは緩めになるけども。


友達、恋人、できるかな?

なんて期待を膨らませて校門を通る。

その横をやたらキラキラした男子生徒が通った。

金髪に近いミルクティーみたいな髪色の、顔の整った人。

うちの高校は髪色自由だから、別に髪色にびっくりしたわけじゃない。

なんとなく見覚えのある顔立ちに、不思議だと思っただけ。

本当になんとなくだけど。


入学式が終わり、教室に集められた。

わっ、さっきのミルクティーイケメンと同じクラスじゃん。

それはさておき、明日からの予定を知らされ、今日は帰ることになった。