フェアにね。

耳打ちする仕草の真似で頬にキスを落とした。


顔面真っ赤な有斗くんは、恥ずかしさのあまり


蝋燭に火を速く灯していく──。


電気真っ暗にし、私の蝋燭の火を吹き消すシルエット


がみえると、肩を有斗くんの方に向かせられ、唇に


キス──。


ハッピーバースデーの曲を有斗くん家族が歌っている間



唇から離れようとしない。