###No.5 突然の同棲提案
五月。
大学生活にも少しずつ慣れてきた。
講義が終わると一緒に学食へ行き、休日は映画やショッピング。
高校生の頃にはできなかったデートも増えた。
紗羅は毎日が幸せだった。
ある日の夕方。
大学近くの公園を歩いていると、冬人が急に立ち止まる。
「紗羅。」
「なに?」
「相談がある。」
珍しく真面目な顔だった。
「俺、一人暮らし始める。」
「え?」
「大学の近くにマンション借りる。」
驚いた。
「急だね。」
「通学時間もったいないから。」
確かに冬人の家は大学から電車で一時間以上かかる。
「そうなんだ。」
すると冬人が少しだけ目を逸らした。
「だから。」
「うん。」
「一緒に住まない?」
……
頭が真っ白になった。
「えぇぇぇ!?」
公園中に声が響いた。
「しー。」
「無理無理無理!」
「なんで。」
「大学一年生だよ!?」
「だから?」
「まだ早いって!」
冬人は少し考えてから言った。
「結婚するなら同じ。」
「そ、そういう問題じゃない!」
顔が真っ赤になる。
五月。
大学生活にも少しずつ慣れてきた。
講義が終わると一緒に学食へ行き、休日は映画やショッピング。
高校生の頃にはできなかったデートも増えた。
紗羅は毎日が幸せだった。
ある日の夕方。
大学近くの公園を歩いていると、冬人が急に立ち止まる。
「紗羅。」
「なに?」
「相談がある。」
珍しく真面目な顔だった。
「俺、一人暮らし始める。」
「え?」
「大学の近くにマンション借りる。」
驚いた。
「急だね。」
「通学時間もったいないから。」
確かに冬人の家は大学から電車で一時間以上かかる。
「そうなんだ。」
すると冬人が少しだけ目を逸らした。
「だから。」
「うん。」
「一緒に住まない?」
……
頭が真っ白になった。
「えぇぇぇ!?」
公園中に声が響いた。
「しー。」
「無理無理無理!」
「なんで。」
「大学一年生だよ!?」
「だから?」
「まだ早いって!」
冬人は少し考えてから言った。
「結婚するなら同じ。」
「そ、そういう問題じゃない!」
顔が真っ赤になる。


