満月と太陽


鼓動がドクドクと波打つ。


「ま、まぁ…俺も進学先決まったとこ


なんだけど…」


嘘をついた。決まってない俺を見下してほしくなくて。


「焦ってるなら試験日伸ばす」


揺らいだ心。勉強についていけない俺はそもそも


第一志望ともいえる大学に進学さえ危うい。


専門学校ならまだしも。