親に連れられて渋々やってきたキャンプ場。なんで高校生にもなって家族でキャンプなんて行かなきゃなんだよ。とイライラしながら1日を過ごした。そして夜。
小さくて窮屈で居心地が悪いテントに両親と弟と一晩過ごすとかマジ無理ゲー。
虫は寄ってくるし、お父さんはいびきかきながら寝てるし。疲れたけど寝る気には到底なれなかった。せっかくだから星でも見てやろうと深夜0時、外へ飛び出した。
午前中は日差しが強くて猛暑だったが、夜は涼しい風が心地よい。
近くに海があるらしいので10分ほど歩いて浜辺に着いた。午前中うるさいほど賑わっていた海だったが今は私一人しかいなかった。
波の音だけが聞こえた。
静かだった。
まるでこの世界で私一人だけのようだった。
疲れからか頭が働かない。目は冴えているので寝ることはないだろうが頭は眠っているみたいだ。だから何も考えていなかった。
ただぼーっと海を眺めた。上を見ると一面に星が散らばった。時間だけが過ぎていた。
ふと聞こえた足音。ぼーっとしてたからそれが足音だと気づくまで時間がかかったけれど、誰だろう?と思いながら海を見続ける。すると足音が私の横で止まった。
「珍しく先客だね。こんばんは。」
話しかけられたと気づき、私はこんばんは。と返事をする。
「となりいい?」
私はそれが隣に座っていい?ということだと気づき驚いた。どうぞ。と返事をすると隣に並んで座ってきた。
隣を見てさらに驚いた。いかにも優しそうで綺麗な顔立ちをした男の人がいたのだ。しかも私と同い年くらいな気がする。私がその顔を見るとなぜかドキドキしていた。それと同時になぜか懐かしい感じがした。
これは、何をしているんだ、?彼も私と同じで海や星を見にきたのだろうか。気になって隣を見ようと思うがなんだか緊張する…
でも…このままでは緊張とドキドキでどうにかしてしまいそうだったので話しかけようと決意する。
「あ、あの、こんな時間に何を、?」
「あぁ、ある人を探しにね。なーんて、意味わかんないよね。」
「そうなんですね、私は、なんか寝れなくて。親に連れられて嫌々キャンプ来たんですよ。あはは」
「じゃあ、明日には帰るの?」
「まぁ、そうですね。明後日学校だし。」
そう言って彼の顔がなんだか悲しそうに見えたのは気のせいだろうか。彼がすぐ前を向いてしまったからわからない。
「なんだか、この景色を見ると幼い頃に友達と約束したことを思い出すなぁ…」
私は独り言のように小さく呟いた。それは、海の音にかき消されてなくなった。
そのあとはひたすら沈黙が続いた。でも、なんだか居心地が良かった。懐かしい感じがした。まさか、ね…
小さくて窮屈で居心地が悪いテントに両親と弟と一晩過ごすとかマジ無理ゲー。
虫は寄ってくるし、お父さんはいびきかきながら寝てるし。疲れたけど寝る気には到底なれなかった。せっかくだから星でも見てやろうと深夜0時、外へ飛び出した。
午前中は日差しが強くて猛暑だったが、夜は涼しい風が心地よい。
近くに海があるらしいので10分ほど歩いて浜辺に着いた。午前中うるさいほど賑わっていた海だったが今は私一人しかいなかった。
波の音だけが聞こえた。
静かだった。
まるでこの世界で私一人だけのようだった。
疲れからか頭が働かない。目は冴えているので寝ることはないだろうが頭は眠っているみたいだ。だから何も考えていなかった。
ただぼーっと海を眺めた。上を見ると一面に星が散らばった。時間だけが過ぎていた。
ふと聞こえた足音。ぼーっとしてたからそれが足音だと気づくまで時間がかかったけれど、誰だろう?と思いながら海を見続ける。すると足音が私の横で止まった。
「珍しく先客だね。こんばんは。」
話しかけられたと気づき、私はこんばんは。と返事をする。
「となりいい?」
私はそれが隣に座っていい?ということだと気づき驚いた。どうぞ。と返事をすると隣に並んで座ってきた。
隣を見てさらに驚いた。いかにも優しそうで綺麗な顔立ちをした男の人がいたのだ。しかも私と同い年くらいな気がする。私がその顔を見るとなぜかドキドキしていた。それと同時になぜか懐かしい感じがした。
これは、何をしているんだ、?彼も私と同じで海や星を見にきたのだろうか。気になって隣を見ようと思うがなんだか緊張する…
でも…このままでは緊張とドキドキでどうにかしてしまいそうだったので話しかけようと決意する。
「あ、あの、こんな時間に何を、?」
「あぁ、ある人を探しにね。なーんて、意味わかんないよね。」
「そうなんですね、私は、なんか寝れなくて。親に連れられて嫌々キャンプ来たんですよ。あはは」
「じゃあ、明日には帰るの?」
「まぁ、そうですね。明後日学校だし。」
そう言って彼の顔がなんだか悲しそうに見えたのは気のせいだろうか。彼がすぐ前を向いてしまったからわからない。
「なんだか、この景色を見ると幼い頃に友達と約束したことを思い出すなぁ…」
私は独り言のように小さく呟いた。それは、海の音にかき消されてなくなった。
そのあとはひたすら沈黙が続いた。でも、なんだか居心地が良かった。懐かしい感じがした。まさか、ね…


