真夏の一夜は恋の始まり(新装版)

 今日はやっと訪れた休日だ…。休日でもとても賑やかな長内家だが、この日は朝から大一がソワソワしている…。

 「大一さっきからどうしたの⁇何かウロウロして落ち着かないけど…⁇」

 怪しい…。私は大一の不審な態度に、絶対に何かあると目を細めた。


 「あー。いや。何もないよ…。」

 嘘だ…。絶対に何かある…。何か嘘をついている事バレバレなのに、大一は必死に誤魔化そうとして隠し事を教えてくれない…。

 落ち着かない大一は「あのさ…。」と言ってやっと口を割ろうと口を開いた…。

 すると…⁇


 🎵ピンポーン🎵


 家のチャイムが鳴り、玄関先に出ると、そこには私の大好きな家族や友人達が揃いも揃って玄関先に立っていた。

 歩美に宮内さん、喜美ちゃんと秋元さん、家のお父さん、稔、それに長崎のお父さんとお母さんまでいる⁈

 「何で⁇何でみんないるの⁇揃いも揃ってどうして⁉︎」

 驚きを隠せずに仰天している私にみんながクスクスと笑っている⁉︎

 「大一くんから呼ばれてサプライズ⁉︎今日は大一くんと花凛の結婚式に私達お呼ばれしたの⁉︎」

 えぇー⁉︎結婚式ってどう言う事⁉︎私聞いてないよー⁉︎

 驚きすぎて口をあんぐり開けている私に大一が近づいてポツリと言った⁉︎

 「今更だけど、俺達結婚式してないし、ドレスとか着てみたいって前に言ってたから…。」