真夏の一夜は恋の始まり(新装版)

 長崎3日目は、観光と予約しておいたホテルに泊まった。行ってみたかったハウステンボスを2人で見て回り、2人きりでデートとか久しぶりと1人浮かれるのだった。

 沙奈さんが「私も行きたいなー。付いてく。」と言ったけど、「お前は来るな。」と大一に言われてしまい、「はいはい邪魔しませんよ。」と言って沙奈さんは若干拗ねていた。

 沙奈さんは来年をメドに長崎に帰るらしい。服飾メーカーで働いており、夢を追って東京に来たが、やっぱり東京の水は体に合わないのだそうだ。
 
 これから長崎で働くところを探すとの事で、清一さんやお母さんは大喜びだ。

 私と大一はハウステンボスを満喫した。夏のハウステンボスは暑かったけど、色とりどりの花に囲まれ、2人で最高の思い出ができた。

 朝から晩までずっと見て周り、ホテルに着く頃には夜になっていた…。