余所者-よそもの-【 3 】



そのまま、いくつか皆と言葉を交わした。

今日は店をcloseにして、私の回復祝いをしてくれるらしい。


私が来るまでに支度を済ませておく予定だったけど、思い通りに進まず。

これから酒盛りの準備をするところだそうだ。


「さて!こんなところで立ち止まってないで。酒飲むわよー!」

リンコの大号令に、みんな一斉に動き出す。


私も準備を手伝おう。

腕まくりをして、カウンターに入る手前だった。


「かぁこ」

ユキに後ろから呼び止められた。


「疲れてない?」

「はい、平気です」

「久しぶりの外出だ。無理はしないで」

「わかりました」

「あと……」

「なんですか?」

「………」


なんだろう。

なんか、ユキの様子が変だ。


さっきから、目が合わない。

でも、怒ってる感じでもない。