朝ごはんを食べていると、インターホンが鳴った。
立ち上がり、モニターを覗き込んだユキは、
「………」
なんでか画面をじっと睨みつけている。
「誰ですか?」
「……アイツ」
――ピ、とユキの手によって開錠される。
訪問者は千景。
ユキは、すごく嫌そうな顔をしてる。
それでも入れてくれた。
……よかった。
家に上がった千景は、いつも通り。
「ママ!おはよう!」
「おはよ、千景。朝早いね?」
「起きっぱなんだよね」
「寝ないの?」
「寝るー。でもお腹減った」
「ご飯あるよ。一緒に食べよ」
「食べる!」


