余所者-よそもの-【 3 】



朝ごはんを食べていると、インターホンが鳴った。

立ち上がり、モニターを覗き込んだユキは、

「………」

なんでか画面をじっと睨みつけている。


「誰ですか?」

「……アイツ」


――ピ、とユキの手によって開錠される。

訪問者は千景。


ユキは、すごく嫌そうな顔をしてる。

それでも入れてくれた。

……よかった。


家に上がった千景は、いつも通り。


「ママ!おはよう!」

「おはよ、千景。朝早いね?」

「起きっぱなんだよね」

「寝ないの?」

「寝るー。でもお腹減った」

「ご飯あるよ。一緒に食べよ」

「食べる!」