余所者-よそもの-【 3 】




車はやがて、ユキのマンションに到着した。

なんとか、無事に。


なにはともあれ久しぶりのマンション。

ユキと千景、三人揃って扉を開けた。


――ガチャ。

そこに広がる光景は、ユキから聞いていた通り。


「………」

「………」


洋服や物で敷き詰められた、足の踏み場のない汚い家。

怪訝な顔でこちらを見てきた千景と、目が合う。


「汚な……」