それから獏とご飯を食べて、お風呂に入って、ベッドに入る。
……明日。
獏がどう言っても、ユキと千景に言おう。
ごめんねって謝って、一緒に帰りたいって。
そう決めたら、少しだけ胸が軽くなった。
明日になったら、私は帰れる。
「………」
目を閉じれば、意識はゆっくりと沈んでいった。
――――……
――……
何時、だろう。
「………」
何かの音が耳に触れた。
重たい瞼をうっすらと開くと、部屋は暗い。
獏がまだ調合室で仕事してるのかな。
そう、再び目を閉じると。
――ギシ。
ベッドが、わずかに沈んだ。
……え?
誰か、いる。


