余所者-よそもの-【 3 】



それから獏とご飯を食べて、お風呂に入って、ベッドに入る。


……明日。

獏がどう言っても、ユキと千景に言おう。


ごめんねって謝って、一緒に帰りたいって。

そう決めたら、少しだけ胸が軽くなった。


明日になったら、私は帰れる。


「………」

目を閉じれば、意識はゆっくりと沈んでいった。


――――……
――……

何時、だろう。

「………」

何かの音が耳に触れた。


重たい瞼をうっすらと開くと、部屋は暗い。

獏がまだ調合室で仕事してるのかな。


そう、再び目を閉じると。


――ギシ。

ベッドが、わずかに沈んだ。


……え?

誰か、いる。