悪霊配信アプリ

代わりに小夜、好弘、藍、洋太が変わり果てた姿立っていたのだ。
「みんな……」
4人の顔には笑顔が張り付いていて、それが余計に気味悪さを引き立たせている。
小夜は顔面から落下したため、顔がグチャグチャに潰れている。
好弘は左腕と左足が折れた状態で立っている。
藍と洋太の体にはウジが湧き、やせ細っている。
そんな4人がジリジリと私に近づいてきた。
「あんたらなんて怖くない! 悪霊なんてこの世にいないんだから!」
私はそう叫んで踵を返すと走り出した。
こんなのは一時の幻覚と変わりない。
実際に悪霊を呼び出した側と、復讐される側の人間にしか見えていなかったんだから。