あいつと別れて一年が経った
街路樹の色も一巡りして
あいつのいない毎日に
ちゃんと慣れたはずだった
通る道も変えた
もう会いたくない
同じ街にいるから
知らない誰かになりたかった
戻りたいわけじゃない
やり直したいわけでもない
だけどあなたに会うのは
まだ少し厄介だ
未練があるわけない
好きなわけでもない
だけどあなたの声を聞いて
昔に戻らないかこわい
忘れてるつもりだけど
心はそんなに器用じゃない
大嫌いとおもっているのは
まだ終われていないかな
駅前の本屋で立ち止まる
なぜか恋愛小説を開いちゃう
背中越しに聞こえた声
少し油断していた
「結婚するんだ」
たったそれだけ
どうして私に言うの
どうして今さら
おめでとうって
言えばよかったのかな
笑って頷くくらい
できたはずなのに
本当にどうでもいいなら
頷くくらいできたでしょう
本当に終わった恋なら
少しも揺れないでしょう
ページをめくるふりをして
あなたから目を逸らした
あの日の私がいちばん
自分で嫌だった
レジ袋を揺らしながら
一人で歩く帰り道
あなたの結婚じゃなくて
黙ったままの自分ばかり
思い出していた
「きみだけだ」と言った人が
別の誰かを選んでいく
そんなこと当たり前だって
分かっていたはずなのに
腹が立つのもおかしいよね
私から終わらせたのに
もう関係ないはずなのに
どうして胸が騒ぐんだろう
大嫌いだったはずなのに
忘れたはずなのに
「結婚するんだ」
たったそれだけの言葉で
心が騒ぐんだろう
もしまたどこかで会ったら
私はどうしたらいい
無視したまま通り過ぎる?
会釈くらいしてみる?
それとも少し笑って
「結婚おめでとう」
そう言える日が来るのかな
街路樹の色も一巡りして
あいつのいない毎日に
ちゃんと慣れたはずだった
通る道も変えた
もう会いたくない
同じ街にいるから
知らない誰かになりたかった
戻りたいわけじゃない
やり直したいわけでもない
だけどあなたに会うのは
まだ少し厄介だ
未練があるわけない
好きなわけでもない
だけどあなたの声を聞いて
昔に戻らないかこわい
忘れてるつもりだけど
心はそんなに器用じゃない
大嫌いとおもっているのは
まだ終われていないかな
駅前の本屋で立ち止まる
なぜか恋愛小説を開いちゃう
背中越しに聞こえた声
少し油断していた
「結婚するんだ」
たったそれだけ
どうして私に言うの
どうして今さら
おめでとうって
言えばよかったのかな
笑って頷くくらい
できたはずなのに
本当にどうでもいいなら
頷くくらいできたでしょう
本当に終わった恋なら
少しも揺れないでしょう
ページをめくるふりをして
あなたから目を逸らした
あの日の私がいちばん
自分で嫌だった
レジ袋を揺らしながら
一人で歩く帰り道
あなたの結婚じゃなくて
黙ったままの自分ばかり
思い出していた
「きみだけだ」と言った人が
別の誰かを選んでいく
そんなこと当たり前だって
分かっていたはずなのに
腹が立つのもおかしいよね
私から終わらせたのに
もう関係ないはずなのに
どうして胸が騒ぐんだろう
大嫌いだったはずなのに
忘れたはずなのに
「結婚するんだ」
たったそれだけの言葉で
心が騒ぐんだろう
もしまたどこかで会ったら
私はどうしたらいい
無視したまま通り過ぎる?
会釈くらいしてみる?
それとも少し笑って
「結婚おめでとう」
そう言える日が来るのかな



