Honey Melty



『結花(ゆか)。あなたは私の大切な娘よ。だから、ずっとそばにいて、ママから離れないで』


目が覚めると目尻から流れ落ちたであろう涙が枕を濡らしていた。まただ。何回目。数えきれないほど、もう、ずっと、同じ夢を見ている。

カーテンから差し込む朝の光がどんよりとした心を唯一救ってくれる。起きなきゃ。重い体を起こして洗面所へと向かった。




私は、あの日を境に、笑うことをやめた。