桜降る夜、君とやけ酒

演奏が一通り終わり、人々が退く中、私だけは傍を離れない。


「何か用?」


まさか話しかけられるなんて思ってなかったので、



「演奏、素晴らしかったわ」


「お姉さんマスク外せませんか?スタイルもいいし服のセンスもいいので顔見たいです」


まさかそっちからナンパされるなんて。


マスクを外す。