桜降る夜、君とやけ酒


不満げな顔になった竹野内昴(タケノウチスバル)社長は


コップに水を注ぎ飲めば?と催促された。


「私も今日仕事があるので家の合鍵とかつくらなくて


大丈夫ですから…!」


「んー、分かった。じゃ、その通りにするわ」


適当に返されたな…と思いつつ、髪はジャングル状態。早く脱却せねば。


社長は玄関口から「行ってきまーす」と叫んだ。