淡い初恋

:re


テスト用紙を前に集めていく。


「中間終わったぁああー!!」


とめどなく教室の真ん中から聞こえる野生なる大声。


周りも伝染していくように、疲れと癒しを求める声が相次いだ。


「お前らー。中間終わってもき・ま・つテストがあること忘れんなよー」


ぐうの音も出ない。隣の芳子ちゃんに、「さっきのテスト問4だけど…で合ってるよね?」


と成績優秀な私が頼られていた。何のために頑張ってるのか。親を立てるためだ。