好きのアップデート

無理。曽根田以外考えらんない。え?なんでそう思ったんだろう、複雑で希少価値のある恋を選ぼうとした?


やっと曽根田のことが好きなんだと気づいた。夏祭り誘いたい。花火を見たい。友達未満で終わるのは高校1年生の初めての夏、嫌だと思った。家帰って1人ひたすらゲームに打ち込むのはなんか違うなってなった。幸せが逃げていく、気がして野球の部活中の曽根田を呼び出した。


「何。宮田」


「私曽根田が好きだ、付き合ってくださいっ」


手を差し伸べ、腰を曲げる。