三沢先生が、肩が触れあいそうな距離で隣に立っている。 想いを自覚してしまい、 恥ずかしくて顔を見ることができない。 「次は教員対抗借り物競走です。選手の教師はグラウンドに集合してください。」 放送部のアナウンスが響く。 「青木先生、ファイト。」 三沢先生の手が、私の背中に軽く触れた。 思わず、私の顔が赤くなる。 「はい。」 「俺がここで見守っていること、忘れんなよ。」 その言葉に、ドキンと胸がときめく。 「行ってきます。」 私はそう告げて、集合場所へ向かった。