部室に戻るとまだ映像は続いていた。
メイキング映像も編集してくれていたらしい。
稽古をしている時、遊園地で撮影している時のNGシーンや使われなかったシーン、そして合宿の映像も。
僕と快くんが合宿中の夜に筋トレしている映像も流れてきた。壁に頭からつま先をつけて背筋を伸ばしている僕たち。そうしているだけなのに、すごく幸せそうな僕の顔。
――この時から僕は快くんのことが好きだったのかもしれないなぁ。
なんて、快くんに恋していたことに気がついた今となっては、そんなふうにも思ってしまう。具体的にいつから好きだったのかは分からないけれど、今はハッキリと僕の気持ちが分かる。
快くんのことがすごく好きだなぁって。
あぁ、急に手を繋ぎたくなってきた。
勢いで繋いでしまおうか。
僕はそっと、誰にも気づかれないように、快くんの手を握った。快くんもぎゅっと握り返してくれた。
*
お疲れ会が終わり、僕は途中まで快くんと帰った。
「快くんはこれからも演劇部にいてくれるの?」
「うん」
「そっか、じゃあこれからも毎日芝居が楽しくなるなぁ」
「うん」
「次はどんな物語にしようかな……あ、次は違うメンバーが書くのかなぁ」
「うん」
「次はお互いに舞台の上で好き好きオーラを出さないようにする練習もしないとだね!」
快くんが「ふふっ」と、声を出して笑ってくれた。
僕はお芝居が大好きだ。
僕は快くんが大大大好きだ。
これからも好きなことを好きな人と一緒にできますように!
*·.⟡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⟡.·*.
『舞台ではどうか、好き好きオーラをださないでください。』
完
.*·.⟡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⟡.·*.
メイキング映像も編集してくれていたらしい。
稽古をしている時、遊園地で撮影している時のNGシーンや使われなかったシーン、そして合宿の映像も。
僕と快くんが合宿中の夜に筋トレしている映像も流れてきた。壁に頭からつま先をつけて背筋を伸ばしている僕たち。そうしているだけなのに、すごく幸せそうな僕の顔。
――この時から僕は快くんのことが好きだったのかもしれないなぁ。
なんて、快くんに恋していたことに気がついた今となっては、そんなふうにも思ってしまう。具体的にいつから好きだったのかは分からないけれど、今はハッキリと僕の気持ちが分かる。
快くんのことがすごく好きだなぁって。
あぁ、急に手を繋ぎたくなってきた。
勢いで繋いでしまおうか。
僕はそっと、誰にも気づかれないように、快くんの手を握った。快くんもぎゅっと握り返してくれた。
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お疲れ会が終わり、僕は途中まで快くんと帰った。
「快くんはこれからも演劇部にいてくれるの?」
「うん」
「そっか、じゃあこれからも毎日芝居が楽しくなるなぁ」
「うん」
「次はどんな物語にしようかな……あ、次は違うメンバーが書くのかなぁ」
「うん」
「次はお互いに舞台の上で好き好きオーラを出さないようにする練習もしないとだね!」
快くんが「ふふっ」と、声を出して笑ってくれた。
僕はお芝居が大好きだ。
僕は快くんが大大大好きだ。
これからも好きなことを好きな人と一緒にできますように!
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『舞台ではどうか、好き好きオーラをださないでください。』
完
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