快くん、腕の筋肉について触れられるの嫌だったかな――と、少し気になりながら、まずは今日から一週間眠る場所となる一年一組と書いた教室の中へ入っていく。一組のメンバーは演劇部のみんな。二組の教室には先生と女子生徒、三組には協力してくれる男子たち。と、そんな感じに自然と分かれた。
「小学校の教室で寝るって新鮮!」
「こういうのも良いね」
「でもちょっと怖いからみんなでくっついて寝たいな……僕、真ん中で寝る!」
「じゃあ手越くんの横にしようかな」
甘えん坊担当の手越くんとおだやか担当の仲本くんが早速レンタルした布団たちを広げながらワイワイしていた。僕も背負ってきた枕をリュックから出す。
「枕もレンタルの中にあるのに、わざわざ持ってきたの?」
「うん。枕が変わると眠れなくて……」
「あぁ、そういう人いるよね」
「うん。小さい頃からそうでさ」
やんちゃ担当の小田川くんと話しながら、端が一番落ち着けるなと思いながら窓側の布団の上に枕を置く。小田川くんが「俺はじゃあここにしようかな」と、僕の横に枕を置いて座った。その時、快くんの強い視線を感じた。快くんはレンタルの枕をぬいぐるみのように抱きしめながら小田川くんの布団辺りを見つめていた。
「快くん、もしかして小田川くんの場所が良いの?」
僕が質問すると快くんはこくんと頷いた。
「そっか、ふたりは幼なじみだから隣がいいのか」と言いながら小田川くんはドア側の布団に枕を持って移動し、座った。
きっと僕の隣がいいんじゃなくて、ただ小田川くんの場所が眠りやすいからいいんじゃないかな?
理由はどうであれ、快くんが意思表示してくれると嬉しいな。
「小学校の教室で寝るって新鮮!」
「こういうのも良いね」
「でもちょっと怖いからみんなでくっついて寝たいな……僕、真ん中で寝る!」
「じゃあ手越くんの横にしようかな」
甘えん坊担当の手越くんとおだやか担当の仲本くんが早速レンタルした布団たちを広げながらワイワイしていた。僕も背負ってきた枕をリュックから出す。
「枕もレンタルの中にあるのに、わざわざ持ってきたの?」
「うん。枕が変わると眠れなくて……」
「あぁ、そういう人いるよね」
「うん。小さい頃からそうでさ」
やんちゃ担当の小田川くんと話しながら、端が一番落ち着けるなと思いながら窓側の布団の上に枕を置く。小田川くんが「俺はじゃあここにしようかな」と、僕の横に枕を置いて座った。その時、快くんの強い視線を感じた。快くんはレンタルの枕をぬいぐるみのように抱きしめながら小田川くんの布団辺りを見つめていた。
「快くん、もしかして小田川くんの場所が良いの?」
僕が質問すると快くんはこくんと頷いた。
「そっか、ふたりは幼なじみだから隣がいいのか」と言いながら小田川くんはドア側の布団に枕を持って移動し、座った。
きっと僕の隣がいいんじゃなくて、ただ小田川くんの場所が眠りやすいからいいんじゃないかな?
理由はどうであれ、快くんが意思表示してくれると嬉しいな。



